加速タッチ

加速タッチ

加速タッチについて

動画は2種類のボールタッチです。前半が「加速タッチ(メッシの使うトゥータッチ)」で、後半が「足の甲でボールを押し出すタッチ」です。

足の甲を使うボールタッチのデメリット

①ボールを押し出して進む足の動きとなるため、速く走れば走るほど押し出す力が強くなり足からボールが離れやすい
②足の甲でボールを押し出すドリブルは、体の構造上右足が伸びきる前にボールタッチしなければならず(動画を参照)、走るスピードが上がらない

2つのデメリットがあるため高速ドリブルには不向きです。個人的にはスピードの維持やスピードを上げたくないときに足の甲を使用しています。

加速タッチのメリット

一方で、「加速タッチ」は、足が伸びきる少し前か伸びきったあたりで足先でボールタッチします。ボールを押し出す感覚ではなく、「ツン」とボールの中心の少し下を「擦る」「弾く」「突く」いずれかの感覚でタッチします(人によって感覚差があると思います)。適度なバックスピンがかかるため、ボールがあまり転がっていきません。これが「加速タッチ」です。

上の動画をよく見比べてみると、加速タッチの方がボールが転がっていないのがわかると思います。

様々なアングルからの「加速タッチ」

僕の場合、「小指の根本あたりでアウトからインに擦る」感覚でやっています。初めはボールが右に出やすかったのですが、今は調整できます。YOUTUBEを見る限り、メッシアウトサイド(YOUTUBE「メッシさんのドリブル教室」参照)、ドリブルデザイナーの岡部さんトゥータッチ(YOUTUBE「日本代表ドリブル改革メッシ得意技ToeTach」)でやっているように見えます。人それぞれ足の形や走り方が違うので、試行錯誤しながら何度もトライして自分に合う「あて位置(トゥ、薬指、小指等)」と「あてる感覚(つく、擦る、はじく等)」を見つけてください。

もう一度「2拍子5連タッチ」の確認

ファーストタッチが見づらくてすいません。きちんと「加速タッチ」を習得できれば40代のおじさんでも「2拍子5連タッチ」ドリブルはできます。小学生、中学生、大人の初心者の方、ドリブルが苦手な方は、まずはこのドリブルパターンをマスターしてしまうのもよいかもしれません。

加速タッチの練習方法

最後に練習方法です。2拍子でタッチし続けることをお忘れなく。

ギアドリ
ギアドリ

加速タッチを使って「2拍子5連タッチドリブル」ができるようになってきたら、次はスピードコントロールのための「空踏みアウトサイド」、「空踏みインサイド」、「減速アウトサイド」、「減速インサイド」を覚えましょう!

 

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